国民健康保険のような公的制度がないアメリカでは、一度病気になってしまうととんでもない医療費を負担しなくてはならなくなります。
そこで発達したのが「予防医学」。そもそも病気にならなければ良い(予防)という考え方です。
サプリメントの使用は予防医学の発達とともに一般的になり、国民の半分以上(実に1億人以上)がなんらかの形でサプリメントを使用しているといわれます(アメリカ人の食卓には必ずといって良いほどサプリメントが置かれています)。
つまり、アメリカにおいてサプリメントは日本とは比較にならないほど大衆化された商品であり、常に消費者の厳しい目によって淘汰がされているのです。
FDAによる厳格な管理制度
こうした消費者の目に加え、アメリカのサプリメントは、FDA(米国食品医薬品局)の大変厳格な管理下に置かれています。FDAはサプリメント治験・承認、製造から販売にわたって厳しいチェックを行っており、この管理体制については、まだ日本は遅れをとっていると言わざるを得ません。
市民団体の力も強く、ご存知の通り「裁判社会」ですので、商品の品質に問題があった際にはメーカーは徹底的に責任を追及されます。
低品質な商品は市場から淘汰され、高品質で信頼された優れたブランド、優れた商品でなければ市場で生き残れないのです。
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